2024.03.20
オフィスビルの空調設備の配管は、通常、天井や壁の内部に配管が埋め込まれることが一般的です。
まず、建物のレイアウトや各部屋の冷暖房の需要、送風および送水のルートなどを考慮し、最適な配管設計を作成します。
配管には一般的に金属素材(鉄、ステンレス鋼)、またはプラスチック(PVC、PEX)が使用されます。
金属配管は耐久性があり、高温または高圧の環境に適しています。
一方、プラスチック配管は耐久性、取り扱いの容易さ、コスト面で利点があります。
比較的小規模な店舗やアパートであれば、プラスチック配管を使用することが多いですが、大規模な商業施設やオフィスビルの場合は、金属配管を用いるケースが多くなっています。
まず、天井や壁の内部に配管を通すためのスペースを作ります。
天井または壁に穴を開ける作業、配管が通るためのスリーブ(パイプ保護用のチューブ)の設置などがあります。
配管同士はフランジや継手で接続されます。
接続部分は、しっかりと密閉されることが重要です。
適切な接続が行われないと、冷気や温水が漏れてしまい、効率的な空調の提供ができなくなる可能性があります。
配管は絶縁材で覆われることがあります。
絶縁材は熱の逃げを防ぐ役割を果たし、効率的な冷却、または加熱が可能になります。
また、絶縁材は配管の保護にも役立ちます。
以上が、オフィスビルの空調設備の配管に関する一般的な施工です。
空調設備の導入をお考えのビル管理者様や、不動産会社様からのお問い合わせお待ちしています。
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